レコードで手に入ったのが、80年代初めまで。CDに至ってはリリースされていたことも気づかなかったほどです。とにかく、Satin Dollが絶品です。私のこの曲の絶対的な基準はこのアルバムなので、これと同等か、これより劣るかしか他にありません。
なぜ、これほどまでに優れた演奏が評価されないのかが不思議でなりません。世のジャズ通と自称する方にハッキリと進言します。これ聴いてください。
とはいうものの、現在はおそらく入手できません。CDリリースも僅かな期間で今でも in store なところはないでしょう。
私は、LPは持っていましたが遙か昔に人手に渡り、たぶん20年くらいは寂しい思いをしていましたが、幸いなことに最近になって中古盤CDをマーケットプレイス経由で手に入れることができました(送料込みで2,840円)。
セカンドカットのようで、各曲の頭に少しノイズが乗るんですが、それでもあの素晴らしい演奏が聴けるだけで何も言うことはありませんでした。もし、どんな形でも手に入る可能性があったら、必聴です。これもEast Windの作品です。
Joe Sample (Piano)
Ray Brown (Bass)
Shelly Manne (Drums)
Recorded Nov. 28, 1975
Side A
1 Yearnin’ (Nelson) 5:08
2 On Green Dolphin Street (Kaper, Washington) 5:19
3 Satin Doll (Ellington, Strayhorn, Mercer) 5:43
Side B
1 Manha Do Carnaval (Bonfa,Maria, Llenas) 6:02
2 ‘Round About Midnight (Monk, Williams, Hanighen) 4:37
3 Funky Blues (Sample, Brown, Manne) 5:13
ジャズはぜんぜん詳しくないのですが、父が好きで子供の頃よく家で流れていました。
スイングジャズでした、確か。
今でもTVや街中でタイトルは知らない聞き覚えのある曲が流れていると懐かしくて、心地よい気分になります。
namiさん
こんなところにコメントありがとうございます。
いいお父様ですねえ。
私の世代(昭和30年代生まれ)だと、それまでの世代の方々ほどでないにしろ音楽聴くことが特別なことだったので、家族にそんな人が居たら今の人生違っていた気がします。
先日の”そらみみさん”やsur-lieさんとのやりとりで、その頃の想いが蘇ってきてしまい、こんなサイトを開いてしまいました。
どうか、お気軽に立ち寄って味わってくだされば幸いです。お好きな方にも、よく分からないという方にもお伝えできるよう、少しづつ充実させてまいります。