言い訳です。このサイト、基本的に名盤紹介するつもりではありません。独断と偏見に満ちたピックアップ集ですので、清きお心からのご期待には添いかねますことを予めご了承ください。
Vocalなのに「エラ、サラぢゃないのか…」というお声はあるかもしれませんが、わたくし的に思い出深い作品の、いわば『備忘録』のようなものですのでお許しください。
誰? これ という方がほとんどと思います。「ブロッサム・ディアリー」という女性歌手で、『元祖カマトト・ヴォイス』などと呼ばれます。聴いていただかないと評価しようがないので、USのamazonのサイトで視聴願います。やはり10代の後半に出会ったんですが、今でいう『萌え〜』でしたね、あの時の気持ちは。こちょばゆいです、今思い出しても。
さて、この人は New York 生まれですが、歌手になった後に Paris へ行って活動したので、フランス語がとっても上手でした。このアルバムだと、Plus Je T’enbrasse という曲でよく分かると思います。シビれます。ホントに(照;)。田舎者の高校生が毎晩聴いては『萌え〜〜』と言ったかどうかは定かではありませんが、一緒に聴いていた弟はもう少し冷静だった気がします。
残念ながら、彼女は今年(2009年)2月に亡くなってしまいました。享年82歳。合掌
Blossom Dearie – vocals, piano
Ray Brown – double bass
Jo Jones – drums
Herb Ellis – guitar
1."Just One of Those Things" (Cole Porter) – 2:03
2. "Like Someone in Love" (Johnny Burke, Jimmy Van Heusen) – 4:33
3. "Between the Devil and the Deep Blue Sea" (Harold Arlen, Ted Koehler) – 2:28
4. "They Say It’s Spring" (Marty Clark, Bob Haymes) – 3:46
5. "Try Your Wings" (Michael Preston Barr, Dion McGregor) – 3:26
6. "Bang Goes the Drum (And You’re In Love)" (David Heneker) – 3:24
7. "The Riviera" (Cy Coleman, Joseph Allen McCarthy) – 3:48
8. "The Middle of Love" (Benny Goodman, Jimmy Wallington) – 2:35
9. "Plus je t’embrasse" (Ben Ryan, Max François) – 2:31
10. "Give Him the Ooh-La-La" (Porter) – 2:41
11. "Let Me Love You" (Bart Howard) – 2:44
12. "I Walk a Little Faster" (Coleman, Carolyn Leigh) – 4:18