Sarah Vaughan Crazy and Mixed Up

vocal です。やっと大御所の紹介となります。ただし、この Bistro では単なる名盤は出しません。

25年以上も前ですが、このアルバムにある「枯葉」を聴いて度肝を抜かれました。なんすか、これ? Miles Davis も Bill Evans もこんな「枯葉」発想もしなかったんではないでしょうか。
「Lullaby of Birdland」も「A Lover’s Concerto」もどうでもいいので、この「枯葉」だけ生で聴けたらこの人の偉大さがすべて分かるのではと本気で思いますね。今回はその他の楽曲については言い及ぶつもりはありませんし、そんなのどうでもいいです。「枯葉」だけ配信で買えればいいのに、とさえ思います。全編スキャットで通して、お馴染みのメロディも全然出てきません。おまけにコッぱやいので、ボンヤリしてたら「あれ、枯葉入ってた?」なんてことになるくらいです。

なんにしても、気になる方は要チェックですし、「あ、エラ・サラはね」という方でもこの人がやっぱりトンでもない vocalist だったことが今サラながらに分かるのではないでしょうか。

Sarah Vaughan (vo)
Joe Pass (g)
Roland Hanna (p)
Andy Simpkins (b)
Harold Jones (ds)

1. I Didn’t Know What Time It Was
2. That’s All
3. Autumn Leaves
4. Love Dance
5. The Island
6. Seasons
7. In Love In Vain
8. You Are Too Beautiful

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です