Chris Rea Auberge

今回も Jazz から離れて、単純に愛聴盤ということでご紹介します。英国出身 Chris Rea の「Auberge」です。しかしながら、音を聴いてみてここで取り上げたいという気持ちを分かっていただければ幸いです。

Chris Rea のすべてを知っている訳ではないので細かい説明はできませんが、一度聴いたら忘れられないビターヴォイスと言いますか、男でもぐっとくるメチャクチャ渋い声にたぶんご婦人方はヤラれるのでしょう。『こんな声に生まれたかった!』と思うのは私だけでしょうか? いや、実はこの人は売れるまで大変苦労したそうで、そうした足跡がこの声に凝縮されているのかもしれません。

本作は1991年リリースなのでアルバム的にはデビュー後かなり経ってからの作品ですが、私的にはそれまでの「On The Beach」や「The Road To Hell」よりもハマりました。今でも『Looking For The Summer』はことあるごとに聴いてしみじみしています。ホントにいい曲です。Peter Barakanが著名になり始めた頃に、「Popper’s MTV」というテレビ番組で彼が熱烈な思いを込めて紹介していたミュージシャンでもありました。大袈裟なアレンジは一切無し、ひたすら渋い… この潔さが飽きずに聴き続けられる理由なんでしょう。新譜は入手できるかわかりませんが、是非一度聴いてみてください。おすすめです。

Chris Rea (vo,g,org,harmonica)
Max Middleton (p,el-p)
Anthony Drennan (g,dobro)
Robert Ahwai (b)
Martin Ditcham (ds)

1.Auberge 7:18
2.Gone Fishing 4:41
3.You’re Not a Number 5:00
4.Heaven 4:12
5.Set Me Free 6:55
6.Red Shoes 3:54
7.Sing a Song of Love to Me 3:34
8.Every Second Counts 5:08
9.Looking for the Summer 5:03
10.You My Love, And 5:29
11.Mention of Your Name 3:17

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