ボギーは、というと…

イタズラについてボギーのことを説明する必要はないでしょう。

「やって欲しくないことをほとんどやる」

というしかないので。てか、我が輩は子猫である、ということですか。
やらかすことの詳細を書き連ねるより、ボギーがモモハナたちと違う点をひとつ。

モモコもハナもボギーとほとんど変わらない時期に我が家に来ました。彼らはイタズラややんちゃの中身は大体同じようなことをしているし、まぁ家の中が一緒なのでそれも当然です。
でも、甘え方が違うのです。

人が寝ていたり、居間で寛いでいたりする時、遊んで欲しい場合はカジカジすることもあるでしょう。でも自分も一緒に寝たい時や単に甘えたい時は、すり寄って来てお腹を出したり、どこかを舐めたりします。
ボギーは甘えたり、自分から愛情を表現したりすることに慣れてないというか、ブログの写真よろしく結構本気でカジっちゃうんですね。痛いんですよ。モモハナの時もそんな記憶がありますが、来てひと月もするとペロペロ人の手を舐めながら甘噛みしたまま眠ってしまったり、ふみふみしたりとネコらしい振る舞いが増えてくるはずが、ボギーの場合は何かその、私たちにどう伝えていいのか迷っている感じがするのです。

人が2階から1階に降りてもトコトコついてくるし、机に向かっていればヒザに乗ってくるのも同じなんですが、その後は「なぁ、どうすればいい?」って言ってるようで、「ああ、この子はまだ目の開かないような頃から人になでてもらったりしてないんだ」だから、家族だとわかっても素直にもっと愛されたい、一緒にいたいと理解して欲しい気持ちが今もモモコやハナへのあんな行動に出てしまうのではないかと。

ボギーがまとわりついてくる時、ある意味ほんとに愛おしく思う今日この頃です。

続きは、また…

6件のコメント

  1. こんにちは。
    うちは7歳と2歳の女の子ネコを飼っています。
    最初の子は赤ちゃんの時に兄弟3匹で箱の中に入れられて捨ててあったのを保護しました。
    2匹は里親さんを探し、1匹残ったわけですが、赤ちゃんの時からそれはもう、手塩にかけて育てたわけで、人に対して威嚇したり、むやみに噛んだりということもしなかったわけです。
    そろそろもう1匹を・・・と思っていた時に、知人が子ネコを拾ったというので、貰い受けましたが、この子、母親ネコに顔を引っかかれ、母親に突き放された子だったようです。
    家につれて帰ると小さいのに先住ネコに威嚇、それからというもの、ネコパンチ、ネコキックの炸裂!
    撫でようとすると噛み付く、うなる・・・ガサツで乱暴者の子ネコを何度返却しようとしたことか・・・
    でも、そんな中、時折見せる愛らしい表情や、愛嬌のある姿に家族として迎え入れて2年。ようやく打ち解けてきました。
    なるほどね。幼児体験は、ネコでも同じ。
    母親に拒絶されたら、ネコだって心に傷を負いますよね・・・
    今では2匹とも可愛い家族です。
    でも、性格って、成長しても変わらないんですよね(笑)

  2. 「我輩は子猫である」
    この言葉、うんうん と納得しました(笑)
    トコトコ付いてまわるのなら、甘えたい気持ちもあるのでしょうが、どう表現したらいいか、分からないのかもしれませんね。
    ボギ坊の戸惑いをキャッチできる優しい飼い主さんで、ボギ坊は幸せだなー。
    うちの子猫は、甘える対象を先住猫と決めているようで、人間にはあまり甘えて来ません。
    先住猫(2匹)を迎えたときは、2匹とも母親を私と決めたらしく、甘えてきたし、一緒に寝たし、私の後を付いてまわっていたけれど、最近迎え入れた子猫は、その行動は先住猫にするので、私には少ししか甘えてきません。ちょっと寂しい気もしています。
    先住猫はというと、迷惑がっているようで、拒絶するのですが(苦笑)
    今年の冬、3にゃん猫団子が私のささやかな夢です。

  3. yoriさん
    コメントありがとうございます。
    ちびちゃんの経緯がわかっているからこそ、yoriさんがお感じになる彼女の心のヒダのようなものを、そっと解してあげて受けとめてあげた結果が今なんでしょうね。単に愛情を注げばいい、という簡単なものではない気がします。
    東京に暮らす人間として、厭世的になったり息苦しさを紛らわすための手段として我が家のネコたちを利用してないか、そんな身勝手な目的で家族にしてないか、と安心しきって身を委ねている彼らを見ていると自省してしまいます。
    ちと重い話になってしまい恐縮です(苦笑)。

  4. miyaさん
    miyaさんちのちびちゃんはボギーよりも幸せかも。ウチの場合モモハナが、私たちにまとわりついてるボギーに少し距離を置いてる感じがして、ふとボギーが疎外感とか感じてないか心配になる時があります。
    でも、まだ社会性に乏しいのか「我が輩は子猫」的な振る舞いに終始していますね。やっぱり見守るしかありません。

  5. >ボギーがまとわりついてくる時、ある意味ほんとに愛おしく思う今日この頃です。
    親御様の愛情の深さに感激しました、
    ボギー、よかったなあ。
    カラスに襲われそうになってたのを救助されてから。
    今は生きてるのみならず、こんなに幸せ・・・・。
    そう外で苦労した子猫やったから、やること、加減がわからないのか荒いですよね、特に噛むのが!
    うちのも野良してましたが、噛みながら喉鳴らして手ェにじゃれてました。
    でも、そのとき飼主は手ェから血ィ流してましたが・・・(苦笑)

  6. みいこさん
    ボギーの行動を観察すると、「誰もどこにも行かないで」って大げさかも知れませんが思います。モモハナにはない振る舞い。
    家の中の誰が動き出しても、気になってついて行く。お腹もすくけど何より「置いていかないで」という切実さを感じます。
    モモハナが来た時と状況は違いますが、私たちに対して過剰なくらい引っ付いて来る気がするんですね。なにしろ、寂しい思いをしたくない、というメッセージというか。
    兄ちゃん達への振る舞いとは裏腹に、ボギーの叫びのようなものなのでしょうか。

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