手ごわい大佐

♂さんのご努力で、まずはクローゼ(玉三郎くん)が永住の地を得たこと、おめでとうございます。たぶん、アイプチもうまく行ってくれるのではと思います。シロウはボギーの面影があるけど、性格は違う感じ。アイーダは今はビビリーだけど、将来はお姉ちゃん肌になると予想します。

さて、大佐のことですが、やっぱり並のネコではありません。ゴハンの時、監視しているにもかかわらずモモコやハナの器へ突進してしまいます。自分のはここだよ、と諭しても、コラッと怒られてもやってしまいます。もちろん、キライなものを与えているわけではなく均等に好みを考えながら出していますが、どうしても誰かのゴハンが欲しいようです。モモハナはどちらも奪われるまま呆然と立ち尽くすように無言で見ているだけで、何も出来ません。モモコなどは「もういいや」と言わんばかりに立ち去ってしまう始末。可哀想な上、その後も食べる気を無くしたり特に抵抗したりしないので不憫です。

大佐への愛情が足りないのか、何か不満があるのか、色々と考えては見るものの思いつかず、どうしたらいいものか実は悩んでます。最初から大物というか家ネコのスケールに収まらないようなキャラとは思っていましたが、一応オトナになった今でも来た当初と余り変わりません。食後の運動はほとんどハナを追いかけ回してカジるか、タワーで寛ぐモモコを追い出すかで憎まれ役を演じています。唯一、眠い時だけは無防備にしていて、眠りこけているところへハナが近づいてクンクンしたりはできています。ただ、起こしてしまうとやっぱりカジります。動画でハナがガルル〜と威嚇してますが、手を出されて防戦してもボギーをカジったりはしていないのです。たぶんそれをやったらマズいと知っているからでしょう。

本当は今でも私たちが頭をなでたり、アゴをさすったりすると手をカジるクセは治っていません。しかし、甘えたくてカラダにスリスリしたり人に身をくっつけて寝てみたりする時は可愛いネコにしか見えません。このギャップが不思議な魅力なのですが、おとなしい家ネコと呼ぶには今しばらく様子を見ないといけません。

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6件のコメント

  1. 男子3人、本当に大変だと思います。
    うちのシフォンはペットショップから来ましたが、
    やはり私のことは未だに噛みますし、ひっかきます。
    家族に言わせるとなめられているのだとか。。。
    誰よりも私に甘え、膝に乗り、頭を摺り寄せてくるのですが。
    腕に噛み傷や引っかき傷が常にあって、自傷行為っぽくて(高齢なもので代謝力も落ちてなかなか皮膚も再生しないし)みっともないですし何とかしたいのですが、ぼぎ坊のように突然私を攻撃(?)してくるのですよね。。。性格もあるのかしら(超ビビリ・超内弁慶でありながらどこか無鉄砲)とも思ったり。同じくギャップが可愛く思ったりもしていますが、これは矯正できることなのでしょうかね。。。

  2. うわー、やっぱり大佐ですねぇ。
    昨年の今日うちのちびっこが新入りとしてやって来たので、私もまだ三匹だった頃ののんびりな毎日を思い出していました。
    今でもお姉さん猫を追いかけまわして悲鳴をあげさせていますが、以前よりはマシになってきてますよ。
    加減がわかってきたのかな、と思ってます。そうであってほしいのです。
    ほんとモモハナちゃん達エライ!!と言うしかないです。
    甘え方がヘタな大佐なのですねぇ、そんな大佐だから甘えられたらものすごく愛おしく感じるのでしょうね。
    そうそう、食事タイムは厳しいですね。うちではゴハンは場所を別々にしてあげています。

  3. シュール・リーさん
    そうですねぇ。しぃ姫の場合はビックリしたり、怯えてのリアクションぽいですね。さらにタイミング的に「ほっといて」という瞬間に触ったりしてしまうとか。
    ボギーは何よりも「愛されたい」オトコなので、「おまえを愛す」というアクションを待っています。その返事がカジカジなのでしょう。
    モモハナ、特にハナへの振る舞いはボギーにとってはあくまで遊びでしかないと思います。ヘンに気位の高いお坊ちゃまにはブラックジョークは通じません。「ボクをバカにしたな!」と怒ってしまいます。
    でも、それも含めてゴハンを横取りすることが悪いことだ、と認識していないかもしれないボギーには、叱って止めさせようとしても「もっと早く着手せねば」と勘違いを生みかねません。本気で怒って恐怖でコントロールするのはイヤですし、みんなで仲良くやることがいいことなんだ、と覚えさせたいんです。何度も自分の器の前に連れ戻して「これがボギーのゴハン」と言い聞かせても、その時はおとなしく食べてくれますが、次のゴハンではまたモモコの器に行ってしまいます。
    それを覚えるまでは他の人にも配膳を頼めないのが現実ですが、こればかりは仕方ないですね。

  4. namiさん
    namiさんのコメント、ズバリです。
    ちびちゃん一周年おめでとうございます。
    ただ、大佐の場合は加減しても本気に近いのが困りものです(汗)。
    大佐は自分が遊びたい時は全員が積極的に参加して盛り上げて欲しいんだと思います。ある意味「お祭り男」なんでしょうね。それは家族を得た今に対して幼少の頃の「孤独」や「ひもじさ」の裏返しなのかもしれません。

  5. 絡んできた時にハナちゃん、モモちゃんが本気出して勝てば、ボギーにも序列が身に付くんでしょうがね…
    いや、本気出さないから、平和が保たれるとも言えるし…なんとも痛し痒しですね。
    噛み癖に関しては、我が家では、(心が痛みますが)ちょいとぐっと押し返すのを繰り返すと、噛まなくなりましたよ。
    寝てる時は天使なのに…
    甘えるのも、いたずらも、気を引きたい一心なんでしょうがね…

  6. かえるさん
    ボギーが難しいと思うのは、ネコの中でボスとして振る舞うことを父親なりの姿を通して強く意識づけられているのではないか、と感じる部分です。私たちの前ではお腹を出して寝転んだりスリスリしてますが、モモハナと一緒に居る時の振る舞いを見ていると、無闇に突っかかっているわけではなく、「おれはパンジャの子」的なアピールをしているのに下々が理解してくれないのはなんでだいったいどうなってるんだここは!みたいな葛藤を抱えているというか。
    時々TVでやる「実録新宿歌舞伎町のノラ猫」とかに出てくる孤高の親分ネコのように、他者に媚びずに実力で我が道を行くが、場末のスナックのママさんのところでは心を許して昼寝場所とうまいメシの厄介になる、というような感覚に近いのかと思ったりします。
    ゴハンも、「どれどれ味見を」程度の勢いで行ってる可能性も。
    そういったDNAを受け継いだネコである、と考えると合点がいくところもありますが、実際は何とも言えません。

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