ネコは暑さに強いというけれど

この夏の暑さ、スゴくないですか?

昔(かなり)は、ギラギラのお日様で焼けるような日でも夕方になるとザッと夕立が来て、寝る前の涼しさをもたらしてくれたりと、何だか自然の摂理によって人が生かされていた感じでした。ところが今では地球温暖化の影響でしょうか、春夏秋冬が天変地異のデモンストレーションを連続して見せつけるかの如くの危険な気象に翻弄されています。私は地球温暖化の具体的な根拠を持って世の中の経済活動などを批判するつもりはありません。仮にそうであってもそれは多くの人間が選択した道であって、修正が効くのであればそうすべきだとは思います。

この暑さの中、エアコンが嫌いなモモハナはどよ〜んとした空気の部屋で思い思いに寝そべって過ごしていますが、大佐は空調の効いた部屋でも心地よさそうに居続けます。それらを見るにつけ、外で暮らすネコたちに思いを寄せます。こんな暑い昼間でも人には分からない快適な場所を探して休んでいるのかも知れないし、ノドが乾いても水だって飲めないネコもいるだろうと。

「おまえはラッキーだったんだぞ」大佐に声をかけながら、窓の外に照りつける日差しを見て思うのでした。

4件のコメント

  1. 本当ですよね。
    この暑さの中、外で暮している猫たちを想うと胸が痛くなります。
    梅雨には大雨、夏の酷暑、夕立という言葉を使わず最近は『ゲリラ豪雨』になりましたよね。人だけではなく、動物たちも段々とすみづらくなっているように思います。
    出来ることなら、すべての子たちに安全で幸せなお家があったらいいのに…と、エアコンの効いた部屋で寛ぐ我が家の猫たちをみて日々思います。

  2. とんちゃんさん
    空調の効いた室内で大佐がスヤスヤ寝ているところは微笑ましいです。しかし、こういうものに慣れたせいか、暑いところでは行き倒れ状態になってぐったりしています。モモハナは好みは別として、何とかして季節に順応しようと毎年暑い中でも快適場所の確保を優先しているのかもしれません。
    難しいですが、結構悩ましい問題でもありますね。

  3. 子供の頃とは暑さとは違いますよね。暑いというより痛い…そんな感じ。
    昔は、夏になると、夕方に前庭の水まきすれば、夜7時頃には涼しい風が吹き込んできたものです。[夕涼み]
    今では帰宅途中のバスターミナル、夜の8時でもまだ30度だし…(-“-;)
    アンチエアコンの我が家のココ、一日の間に寝場所を何回か変えております。それなりに[猫]してます(笑)
    さぞ暑かろうと、冷たくした手(←保冷剤なんかで冷やしてみて・笑)で撫でやっても、見事に拒否されてしまいます(-_-)
    ボギーや大ちゃんの幼い兄弟猫たちのように外猫達が、一匹でも多く幸せを掴んで欲しいものです。

  4. かえるさん
    おっしゃるとおりですね。
    現代のようなゲリラ豪雨や猛暑って、もしかしたら昔のSFに出てくる異常な世界に近いのもかもしれません。
    習慣と言う名の下に、「こういうものだ」と思って喉元過ぎたら何たらという感覚の中に私たちは暮らし、ネコたちにとっては生まれた時点で本能の修正を余儀なくされるのが人類が選んだ二十一世紀という時代なんでしょうかねえ。

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