弟思いってこと?

人が食事する時にはジッとしてるのに、アイスクリームなどスイーツ類をいただこうと動き出すと、モモコは瞬間的に察してしまいます。全く食べものと関係ないものを取りに行った場合は見向きもしないくせに、そういうものを取りに行く時はムシが知らせるのか、すぐに反応して付いてきます。

例えば、全員二階で昼寝中に私は一階にいるとします。厨房に行ってペットボトルのそば茶を持って出てきても何事もないですが、冷蔵庫から包装を静かに外してドラ焼を持って出てくると必ず待っていて、「はよ、くれ〜」と叫びます。これはモモコしかわからないようで、あんな大きな声で叫ばなければ独り占めできると思うのにわざわざハナぼぎに知らせるようにするんですね。

当然、「どしたのどしたの?」って感じで連中がすっ飛んできて、一緒にくれくれ攻撃になります。

一口だけづつあげることになるんですが(アンコとかはあげません)、最初にモモコにあげると他の連中に譲るように一歩下がって手で顔を洗い始めます。大佐などはあげる時にこっちの指ごと食べそうになるくらい必死で食らいついてくるのに、みんなを呼び寄せるなんて不思議で仕方ありません。もちろん、事前に包装フィルムのカシャカシャ音などが聞こえれば一発でバレますが、厨房内で音をさせないようにしていても厨房から出てくるとモモコが待っています。なんというカン、というか何を察して来るのかわかりません。わかるのも不思議だし、弟たちに知らせるというのもやはり家ネコの長男の立場だからでしょうか。謎です。

2件のコメント

  1. 猫には猫なりの年功序列があると思っていましたが
    モモさんはそれよりみんなの幸せを優先するのでしょうか。
    ウチの2匹は姉妹ですが、家に来るのが1週間ずれています。
    ですから最初に来た長女猫(そういうふうに呼んでますが)は
    常に「私が一番」と、ご飯も先に食べます。
    ある時、次女猫が先に食べようとした時に、
    長女猫は「待て!」とばかりに次女猫の頭を押さえましたからね。
    それからすると、おっちゃんのやさしさ、涙が出ますわ。

  2. 伽美さん
    幼い頃からこういったことに敏感だったのは確かで、ハナもボギーも全然鈍いんですよ。だったら余計に独り占めできるはずなのに、つい「バカだな、騒がなきゃお前だけにあげるのに」といつも思います。
    普段から絡まれても我慢しているのを見てるので、特別扱いしたいのに。思慮深いはずなので、声を出せば周知させることになるのはわかってると思うんですね。それが優しさからなのかどうかはわかりません。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です