いろいろあるんだね、キミたち

エントリにあったように、大佐が遊んでいるのを見ていたハナが、たぶん初めて自分から積極的に遊びに参加しました。それまでは、何かバカにしたような、冷めた感じで「自分は関係ない」的な(おそらくジェラシーも含んだ)態度だったのに。

あのあと、垂直跳びを何度も挑戦したのは「自分の方がもっと跳べる」のを見せつけたかったのだと思いました。そんな時に大佐はじぃ〜とハナの試技を観察して、まるで何かヒントを得たいかのように見つめていたのでした。

同じコトをしていると大佐は永久に続けることを知っていますから、垂直跳びを止めて「ねこのきもち」に以前付録で付いてきた滑車タイプのネコじゃらしを持ち出してみました。窓辺にいたハナと大佐がその場で遊び出し、大佐は必死に片方を追いかけ、ハナもそれなりに夢中でじゃれていましたが、そのうちに我に返ったハナが隣でエキサイトしている大佐を見た途端、いきなりノリが悪くなりました。

どうやら、大佐と一緒に遊んでいる自分を客観的に判断した結果、気恥ずかしくなったのでしょう。「ア〜ン」と一言漏らしながら止めてしまいました。一緒に遊んでいれば楽しいはずなのになぜか面白くなくなってしまう。飼い主に対する独占欲も考えられますし、大佐に対しての虚栄心も垣間見える瞬間でした。

このように、ネコ社会は人が思う以上に微妙な思いが交錯しているんだなと考えてしまう出来事でした。

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