脱皮する時

大佐のハナへのちょっかいがエスカレートしていてほとほと困っています。

そばを通ったりしても、佇んでいても、たぶん気持ちとは裏腹に手が出てしまうんでしょう。頭を小突くのはまだマシで、足に噛みついたり背中をガブリとやるものですから、ハナのものと思われる大量の抜け毛の固まりが毎日落ちています。ハナは拗ねずにいますが、気の毒になってしまいます。

大佐にとっては「あいさつ」代わりでしょうし、悪気はないのは見ればわかります。時にはそんなことなしに2匹で無邪気に追いかけっこをしているので心配要らないとも思いますが、もう少し状況の応じて接することができないものかと飼い主的には考えてしまいます。

モモコの行動がハナを弟ネコとして自覚させることに導き、大佐もモモコに対しては一目置くレベルまで来ましたが、いかんせんハナの立場についてはあくまで同列か理解しがたいお坊ちゃんくらいにしか見えないのかもしれません。「おい、元気出せ、うじうじするな」みたいな、年長者にとっては愉快ではないし、坊ちゃん然としている故にからかい半分で接してくる大佐に、「もう、やめてよ」なんて言っているような、外ネコだったら確実に皆から虐められる素質をハナは備えている気がします。これをハナ自身が変えることができるか疑問だし、モモコが大佐を教育できるかもわかりません。

ハナをからかっている大佐に「やめなさい」と注意してもむしろ逆効果で、直後にもっと執拗に絡んでいったりするし、ここはハナが今後の自分の立ち位置を自らの力で決めることができるか、正念場が訪れたということなんでしょう。

6件のコメント

  1. モモちゃんがハナちゃんに弟分として自覚を促しているのは、もしかしたらハナちゃんに「大佐に対して、こういう態度で臨むんだよ」と教えていたりして…?
    ハナちゃんが自力で自分の立ち位置を決めていくしかないけれど、モモちゃんなりにサポートしているのかもしれないなーと思いました。

  2. miyaさん
    なるほど、そういう見方も出来るかもしれませんね。
    ハナが気がついてくれるものか・・・
    夕べも大騒ぎしてました。

  3. まだハナちゃんの方が身体が大きいから、大佐に本気でタックルなんかしたら、ハナちゃんに軍配はあがりそうなもんですがねぇ…
    外猫さんの社会では、当然強い者が生き残るのが自然の摂理。
    家猫さんであっても多頭飼いであれば、そこには立派な猫社会がありますもんね。何処まで手出しすべきか、悩ましいところですね。

  4. かえるさん
    やられているハナの様子では、完全に戦闘意欲がみえません。
    「いい加減にしてくれ」と言いながら全く手を出す気はないようです。
    やり返して相手になって欲しい大佐にしてみればもの足らないのでしょう。そこにミスマッチがあるようです。

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