ネコの勝手でしょ

三日続けて深夜の帰宅をしましたが大佐が出迎えてくれません。疲れていて甘えてみてもこちらのノリが悪いので、「起きて損した」と思っちゃったかも。う〜ん、ごめんよ大佐。

玄関で、両手をまっすぐ揃えて伸びをしながら、あの起き抜けの顔で見上げつつ「ずいぶん遅かったな」と言っている(はずの)姿をもう見られないのでしょうか? なければないで寂しいなんて勝手すぎますね。そう、出迎えないのも大佐の勝手です。我が家の守護神としての自覚から、「今日もおれがしっかり守っていたからみんな無事だ、安心しろ」と言っているのに、こっちが「あ、そう」みたいな対応をしていれば、「なんだ、あの態度は! 報告しなきゃよかった!」と思うはずですよ。

特に今日は仕事で反省すべきことがあって、家に帰って出迎えがないのに気づきながらそんなことを考えていたら「もっと謙虚になれ」と言われているような気分になってしまいました。人から指摘されるより、ネコの行動から悟ることって意外と多いかもしれません。これが哲学というものか。

個人主義の権化のように例えられるネコですが、実のところ人間にとって最高のメンターとは彼らではないかと今猛烈に思い始めました。

2件のコメント

  1. あああ…。すごくわかります。
    猫たちの態度で大反省する事たくさんあります。
    彼らは何も言わないので余計にアレがまずかったのかコレがいけなかったのか、などとアレコレ考えちゃいます。
    突然そっけなくされるとさびしいのです…。

  2. namiさん
    はい、黙って色んなことを考えて、それなりに気を遣い、自ら判断しながらあくまで自分にとって心地よいと思われることを優先するのがネコなんだと思います。
    少しでも意に沿わなければ、やめちゃうところがワンちゃんと違う部分ぢゃないかと。

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