クロ

モモハナボギーは奥さんと留守番で、私は実家にいます。連休前までの不安定な天気とは打って変わってのピーカンの空。

ネコたちの様子は、Mac同士のiChatでビデオチャットできるのでいつもと変わらずに見ることができます。実家で一人でいる母も、普段からiChatで顔を見ながら話しているのでリアルで会った時でも久しぶりの感覚はなく、便利な世の中になったものです。母はこうしたChatやメールをアレルギーなく使えるため、大変助かっています。古希を過ぎても、東京の家から実家のiMacにリモートでつなぎ操作方法を説明しながらやってもらえば、かなり難しいこともこなしてくれます。最近光ファイバーにしてからビデオチャットの品質もHDとは行かないまでもブラウン管テレビの画像よりは数段上のレベルなので、もはやこれなしでは考えられません。

実家にもネコがいます。クロというその名の通りの黒ネコです。♀ですが元々ノラから実家に居着いて母が避妊手術や定期的な検査などの面倒を見てきました。ネコエイズのキャリアなので、我が家のネコたちをここに連れてくることはできませんが、実家にはなくてはならないネコとして家の中と庭を行き来しています。

母を独占したいクロは、我々息子たちが家族で帰省したりすると「邪魔された」感を全面に出して不機嫌になってしまいます。歳は推定で9歳くらいでしょうか。母もある意味クロを心の拠り所にしている部分があります。

クロは我が家の3匹のどれとも違う、なにか達観したような風情を漂わせていてネコの生き方のひとつのモデルを見せられている感じがするネコです。

右目が銀色、左目が金色　・・・訪れた人が縁起を担いで拝むというクロ