ジョーズ

ボギーのカラダがモモハナよりも一回り小さいことは触れました。実は、それ以上に小さく見えるのが彼の顎(あご)です。いわゆる口吻の先がすぼまっていて、特に下顎がすごく小さいのです。

その証拠にモモコやハナの場合、下顎の二本のキバの間には人の人差し指がちょうど収まるくらいの隙間があるのに、ボギーのキバの間は小指がやっとくらい狭いのです。これが生後三ヶ月の子ネコなら不思議ではないけど、1歳を超えたネコなのでたぶんこの先もそれほど変わらないだろうと予想します。

顎が小さいと食べる際、ウエットフードなら固形に近いものはそうでもありませんが、水分の多いダシ系やスープ仕立てのゴハンの場合にかなり苦戦します。なにしろ常に猛烈な勢いで食べるので、得意なメニューの時はモモハナたちがまだ8割くらいの状態で完食したりするのに、水分が多いものだと一番遅いこともあります。決してキライなわけではなくて単に早く食べられないようです。そんな時、彼も食べながら周りをチェックして「あれ、みんな食べ終わりそうだ、おかしいぞ」という感じで余計必死に食べてるように見えます。

「おれはアゴが小さいからなぁ」
とは思わないでしょうが、モモハナが食べ終わって顔を洗っている中、必死で食べてるボギー。
もちろん、スープ仕立てのものはローテーションであげるのでほとんどの場合は真っ先に完食して横取りをさせないように見てないといけませんが、顎の大きさでこんな差が出るのでした。

4件のコメント

  1. ほお、そんなカワイイ一面があるのですね。
    ぼぎーはどうしても、あのまなざしに注目しちゃうんですけど、確かにマズル全体シュッとほそく見えますね。
    そういう事でしたか。なんてカワイイのか…。
    いつかできたらでいいのですけど、モモハナボギ全員のウラ口が見たいです。
    なんというか仰向け寝の時や上を見上げた時の、のど~口~鼻のとこ(わかりにくいですねごめんなさい)がものすごく好きなのですよ。ニャンコの。アップの。
    もしそんな一枚があったら今度見せてください。

  2. namiさん
    はい、リクエストには出来る限りお応えいたします。
    小柄なボギー。おそらく、ジョニー改め大ちゃんを筆頭に横浜でレスキューされたニャンズが全体的に小振りなのは、お父さんお母さんの影響だと思います。モモコやハナの両親をキチンと見ていないからわからないのですが、彼らの体つきの量感からして両親は同じような体型だったと思うし、モモコが一時期7kgまで太ったのも遺伝的な体質によるものだと考えます。
    一方、ハナの体型がほぼ一定してるのも遺伝でしょう。純血種であるアメショがふっくらしやすいとか、あるぢゃないですか。
    科学的な根拠はないものの、MIXはそういうものが複雑に絡み合って、むしろ生き残るのに最適化されていくというのが個人的な感触です。

  3. そういえばボギ坊、小さい頃から面長キツネ顔でしたよね(^.^)
    いつもハイバワー稼動のボギーも、ちょいと焦る事があっても、御愛嬌ですよ(^皿^)
    ご飯を狙われてばっかりじゃモモちゃん、ハナちゃんも気の毒だものね。

  4. かえるさん
    ボギーが一番遅い時は何だかホッとします。
    大概はモモコが遅れ気味で、ボギーやハナを制止しなければなりません。しかし、そんな時に限ってモモコはゆっくり食べるんですね、これが。
    制止しないと両者とも突進してしまい、モモコはされるがままに諦めて去ってしまいます。
    ダメ出しされたハナぼぎは取りあえず相手のところへ走ってカラの器を舐めますが、モモコの器が気になって仕方ないため、また行こうとします。
    ボギーが来た時から毎日朝晩これの繰り返しです。

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