食のはなし(お国編)

今年は既に何度も

『明日で夏の暑さは終わります。明後日からは快適な季節の到来です』

という気象予報士の方の言葉を聞きました。だんだん我が国の政治家さんたちのお言葉と感じが似てきましたね。てか、もうずっと暑いままでもいいですよ。天気にしても国政にしても司る側の都合なので、放っておく以外になさそうです。気象予報士さんは自然相手なので仕方がないけど、とにかく政治に関わる人が尊敬されなくなって随分経つような気がします。
おっと、いつになく愚痴っぽくなってしまいました。もう少し言います。

涼しくなったのもつかの間、東京は今もどっちかっていうと暑いです。
「ガイアの夜明け」でやってましたが、ロシアの干ばつで小麦やそばが打撃を受けて高騰しているそうです。中でも日本はそばの7割を輸入に頼っていて、世界一のそばの消費国であるロシアが、日本の頼みの綱である中国のそばを高値で買いあさっているという事実があるそうです。ロシアの地方では殻を剝いた丸抜きのそばの実を茹でて食べるのが一般的で、ほとんど(これまでの)日本の米と同じ主食の位置づけなんですね。高騰を期待して強気の中国の業者と日本の商社との駆け引きが描かれていました。

でも、これって今から30年以上前の冷戦中にフレデリック・フォーサイスが小説に書いていた「ソビエトの穀倉地帯の状況をアメリカのコンドル衛星が偵察して政治的な武器に使う」時代からあんまり進歩していない感じがします。異常気象はこのところ年がら年中起きているし、食糧自給率が下がり続けている日本にとっては人口で圧倒するアジアの国々が生活水準を上昇させていることも含め、これからの食糧の確保は難問ですよ。効果が疑問視されている政策に税金じゃぶじゃぶ使うことを頑なに押し通しているうちに、国家的な危機に陥らないようにして欲しいけど、あの人たち、ホントに大丈夫なんでしょうか?

ナマイキなことを言う前におまえに何ができる?

と言われると、これまた残念ながら今いるネコたちを食べさせるのがやっとの自分がいます。面目ない…

今日はなんか口が滑りすぎですね。もうしません、おとなしくします。

2件のコメント

  1. 最近仕事関係で個人の経営者さんや零細企業といわれるような感じの皆さまとお話をさせて頂く機会がありまして、あーワタシ何も知らなかったのだなー…。
    と痛感すること数十回でした。
    ニュースは鵜呑みにしていないつもりだし、ひとつの出来事でもできるだけいろんなメディアのものを見聞きしているつもりですが。
    セイジカや一部官僚の皆さんたちは今後もずっと、こんなスタンスなのだろうと思ってしまい、今さらですが怖くなっちゃいました。

  2. namiさん
    私が思うのは、今の自民党と民主党って何が違うのかわかんないことです。政策というより、税金のバラまき方が少し違うかな、というところでしょうか。肝心の主義主張の違いもよくわかりません。あげく法案に他党の理解を求めるなどと言い出しました。「臨機応変」かつ「優柔不断で節操がない」人たちでないと務まらない職業なんですねえ。

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