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反動でいきなり冬になるかと思いきや、ちょうどいい陽気が続いています。
個人的に春は体調が安定しないし、今の季節が一番いいですね。

9月から日経新聞やめてみました。ず〜と日経以外は新聞にあらずと忠義深く購読してきましたが、今年に入ってから記事の中身が時勢と乖離してきていることにようやく気づき、それでも夏くらいまでは読んでみたものの、どうしても記事の内容への違和感が強くなってきたため中止しました。もちろん、必要な情報はネットで拾えるし、電子版も視野に入れてサイトの登録だけはしてあるのでヘッドラインを見てから関連情報を探せば事足ります。

もう何年も前から夕刊が有名無実になり、この将来が全く見えない不景気の最中に、己の業界のことを棚に上げて世の中は相変わらずだと嘆いてみせる茶番にうんざりです。テレビを筆頭に広告中心のビジネスモデルが崩れて路頭に迷いかねない高コスト体質のくせに、日本航空のことを蔑んだ調子で特集記事組んでいる場合ではない気がします。かつてはそのJALからもたっぷり広告費をもらっていたわけですが、「いや新聞社がつぶれるはずはない」なんて、欧米を見ていれば口にできない時代が来てしまったのです。

と、一応エラそうなことを言ってますが、記事の凡庸さに加えて何より費用対効果が極端に落ちたことが一番の理由かもしれません。昔から月曜朝刊の中身の無さは目立っていましたが、土曜の夕刊など不動産チラシ程度の価値しかないのに、頑なな姿勢で4,383円の月額を維持しようと無理をしてきました。不動産チラシと言えば、今も変わらず折り込まれるのは高級マンションや高級車といった役に立たない分厚いコート紙を使ったチラシばかり。もう、そういうのに関心がある人だけに読んでもらえばいいです。

電子版の4,000円というのも納得している人いるのかなぁ。もう少しすると『コスト削減のため夕刊廃止』になって、『大幅な人員整理』とか始まるんぢゃないかな。

そういえばネコのこと書くの忘れてました。また次回。

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2件のコメント

  1. 私も、5年前に一人暮らしをはじめてから新聞は取らずに居ます。
    新聞そのものも、資源ごみで出すのに一苦労しますし、おっしゃるとおり膨大な広告の山が・・・。
    実際、なくても困らないんですよね。
    ただ、細かな情報といいますか、コラム的なものから「お!」と思う言葉に出会うことも確かにあるので、もっぱらジムで、バイクをこぎながら読んでいます(^^;)。時間にして20分。いいなと思う言葉があれば、メモさせてもらってます。
    ちなみに実家は、神戸新聞おという、ローカル地方紙。
    ローカルのほうが、本当に役立つ情報がたくさんあって(もちろん、偏りもありますが)読んでいて楽しいです。

  2. ラミーさん
    そうです、ローカル紙のほうがよっぽど有用な情報があると思いますよ。
    今は大手紙もほとんどの記事は通信社から買ってるのです。そこにくだらん社説やわずかな署名記事が載っているだけですね。今時、新聞の株価欄を血眼になって読んでる人も少ないでしょうし。
    「待ったなしの変革が迫られている」などと他人事のように書いてあるのを見るにつけ、「お宅様はよろしいんでございますか?」と問いかけたくなるんですよ、これが。

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