ネコそれぞれ

いつも一緒にいる時は認識するほどではないネコの個性も、状況が変わると違いがハッキリ現れたりするものです。

昨日は私の弟が来ていたのですが、しばらくは全員二階で寝ていて誰も下りて来ませんでした。そのうちに階段を下りてくる音がして、ぼぎが途中からこちらを覗いています。抑えられない好奇心の持ち主なので離れたところからジィーっと弟を見ながら値踏みすること10分、一度上に戻ってしまいました。

バトンタッチするように今度はモモコが下りてきて、『あんた見たことあるで』という感じでゆっくりと弟の足元に寄り、くんくんしながら足にスリスリし始めました。よく、動物好きな人かどうか動物にはわかる、というようなことを聞きますが、ネコ好きとは言い難い弟なのでちょっと不思議でした。その様子を階段の上の方から見ていたハナは意を決して下りてくると、高い所に登って『何が起きたの?』と観察を始めました。するとぼぎも私のそばに来てヒザに乗り、『誰だこいつは』と家族を代表して客人をもてなします。

特に害の無さそうだということがわかると、ぼぎはテーブルの上に移動して今度は近くから、あくまで家族を代表して何のために来たのかを探り始めました。その間もハナは決してそばには寄らず、離れたところから様子を窺っています。モモコは弟の足元に佇んだまま、『あんた、なんか食いモン持ってへんの?』という顔ですっかりリラックス状態。

こんな時は、三匹が同じ場所に集まることはなく、バラバラのところからそれぞれの性格に合わせた接し方をするので面白いです。

4件のコメント

  1. きゃっ~傍で見てるように分かりました^^
    モモちゃんは、人見知りをしないのですね~
    ハナちゃんは、お坊ちゃまらしく距離を置いて~
    ぼぎ君は、やっぱり抑えられない好奇心~でも兄ちゃんに報告がいいなぁ~
    それぞれの性格が分かった楽しい時間でしたね^^

  2. ムックのお母ちゃんさん
    分かっていただけますか?
    ホントにハッキリと違いが出るものですよね。
    私の見立ては、
    1.モモコ・・『ワシの記憶ではええ人しか来たことないで』
    2.ハナ・・・『誰か来てる・・ボクを連れに来たのかな イヤだなぁ』
    3.ボギー・・『おれのシマを荒らすヤツは一体どいつだ』
    ってところでしょうか。

  3. うちの2にゃんは、全くの正反対です。
    兄さんは、とにかく人見知り。
    かろうじて、たまに来る母親なら隠れませんが…。
    お客さんが来たら、自主的にドアを開け「ほなさいなら」とばかりに隠れます。…幻の猫と言われています。
    弟は、誰でもウエルカム。どの人の膝にでも乗っていきます。最初の数分だけですね、警戒するのは。
    でも、弟が警戒している間は、兄さんもその場を離れません。弟がくつろぎ始めたら消えます。いちおう、安全確認はしてあげているようですよ。

  4. ラミーさん
    安全確認、微笑ましいですね。
    お兄ちゃんはやっぱり色んなコトがわかっていて、モモコ風に言えば「一応、気ぃつけなあかんで」という感じでしょうか。
    会話が聞こえるわけではないけど、ちゃんと通じ合っているんでしょうね。

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