風が吹いても・・・

下記の画像は美容師をしている友人の20年に渡った痛風患部のCT画像です。

完全に異物が皮下に取り巻いてしまい、足首を前に曲げることさえできなくなっていたため、思い切って両足共に手術したそうです。画像のモヤモヤとした隆起物は本来なら存在しないものです。

手術の際の生々しい写真も見せてもらいましたが、さすがに載せるのは躊躇しました。あのモヤモヤの部分は持ち上がった筋肉とその下の石灰のように真っ白の粉状の物質がほとんどで、それを掻き出す手術だったようです。10日ほどの入院で仕事に復帰したみたいですが、『ヒザが前に曲がるようになった』などと暢気なことを言っています。彼が痛風を患ったのは30歳前で、発作のたびに痛々しかったんですが酒が止められず、途中からはもう不思議とスリ足で歩く姿に慣れてしまっていました。

『これでまた目一杯飲んで、溜まったらまた取ればいいぢゃん』と髪を切られながら言ったら、

『でもなぁ、下の息子(痛風が酷くなった父親しか知らない)が「えっ、お父さん走れるようになっちゃったらマズいぢゃん」なんてワケわかんないこと言ってるんで、しばらく控える』だって。

くわばら くわばら・・・

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