何に叫んでいるのか

ぼぎが叫ぶようになった話ですが、明らかにお腹が減った時の鳴き声と違うんです。イメージとしては、

ゴハン前:「メシくれ〜 早く喰わせろ〜」

と言ってるのが、

一人で叫ぶ時:「誰かいないかぁ〜 外はどうなってるんだぁ〜 おれはここにいるぞぉ〜」

って感じでしょうか。

ご幼少の頃は理由もなくやんちゃだったのが、当たり前ですが今は社会性を身につけて無闇にケンカを売って歩くようなことはほとんど無くなりました。基本的にダンゴになって寝ることには興味がないようなのでそれは諦めましたが、外への関心は依然強いようです。モモハナは自分たちが家の中にいるのが当然と思っているらしく、過去にはうっかり網戸が開けたままになっていても外に出たりすることはありませんでした。しかし、ぼぎは今でも撮影時でさえ本当に出ていこうとします。以前コメントされた何人かの方がおっしゃっていたように、自分がノラだったことも保護された時のことも覚えていないだろうし、ましてや横浜からウチに来たことだって忘れてるでしょう。そんなことと関係あるかわかりませんが、これまでモモハナがあそこまで大声で絶叫しているのは見たことがありません。モモコも時々「アオ〜ン」とか鳴きますが、ぼぎは動き回りながら甲高い声で「ダウダウ〜ダウダウ〜」と叫び続けます。『ねこのきもち』によると、好奇心が旺盛なタイプのネコは欲求不満や退屈をしのぐために色々アピールするらしいので、そう見えなくもないけれど、どう考えても311以降に多発しているんですよね。

ところが先おとといの木曜の真夜中、近所で繁殖期独特の赤ん坊のようなネコの鳴き声がずっと響いていたのですが、一緒に寝ていたぼぎは起き上がりもせず、気になって外を見に行った私がベッドに戻った時も、目を醒ましてはいてもそのままの場所に寝ていました。去勢後はそんなものだってことは知っています。何だかホッとするのと同時に、彼の好奇心の強さを思い返し、一体あの絶叫はどんな意味があるのか、しばらく横になったまま考えていたのでした。

2件のコメント

  1. はじめまして。昔長いこと猫を飼っていました。
    思うに…3.11に大きな揺れを初めて経験して、その後も大きな余震が何度もあったので、やはり不安なのではないでしょうか?
    まぁ…けっこう平気な猫もいるでしょうけど。そのへんは個体差ってことで。。。
    または…。
    猫は敏感な動物で、人間には感じることが出来ない何かを感じたり、時には見えないものを見ている…らしいです。聞いた話ですけど。。。
    実際そのような様子を見せる猫もいるとか。。。
    それでもやっぱり…個体差はあるのでしょうね。
    ぼぎさんは、何を感じているのかしら…ね。。。

  2. かほさん、はじめまして。
    このところ、毎日吠えています。よくこんな大きな声が出るな、というくらいデカい声で。その後、寝てしまいます。
    本当に話ができたら聞いてみたいです。

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