Cat's-pawにアップしたエントリですが、正直自分で見た後はどよ〜んとしてしまい、しばらく放心状態でした。
そうだよなぁ、1ヶ月もの間なにも食べることもできず、たぶん家中のいろんなものを囓ったりして、そして食べられないとわかって、弱っていく仲間がいて、とうとう・・・
なんか我が国で起きている現象として受け入れることができません。避難した家族の方も「すぐに戻れるという感じだった」のに、埼玉まで移動させられて戻る手段(時間・お金)も失い、心配で心配で仕方なかったというのに。
私は被災者ぢゃないので、何でも言えちゃうのが悲しいですが、もしも自分がこの家族だったら実際何をやらかしていたかわかりません。だってそうですよね、「早く逃げろ、何も持つな」って言われて追い出され、1ヶ月以上も戻れないなんてあるでしょうか?
原発を肯定するとか否定するとかそんなレベルではなく、あってはいけないことが起きた時、すべての事態に対して適切な指示命令を下せるのは内閣総理大臣しかいないんです。たとえ時の法律に触れるようなことがあっても、「責任は自分が取る」という覚悟で官僚や自治体に指示して最低限の救済を計ることができるのは最高指揮官としての役割なのです。
我々国民が直接選んだのではないにせよ、ここに来てそれでも抽象的な話に終始しながら地位にしがみつくトップが存在しているのは、やはり間接的に我々の責任なのかもしれません。
私も、この件は知ってはいました。だけど映像は一度も観ていません。想像するだけで涙が出て来ます。
飼い主さんがこの映像をみたら、どんなに悲しいだろう、辛いだろうと思うと、どうしても観られないんです。
もしかしたら、映っている猫ちゃん達や、家の様子などでご家族の特定が出来てしまうかも知れません。そして
心無い中傷や非難を受けてしまうかも知れません。
…私はこの映像が繰り返し流される事が、少しでも早く終わる様に願ってしまいます。
勿論、cats-powさんを責めるつもりは無いんです。それは解って下さい。
不愉快な思いをさせてしまったなら御免なさい。
ひろみ@49さん
ごめんなさい。こちらこそ不愉快な思いをさせてしまいましたね。
でも、改めて家族を守るってなんだろうと考えさせられました。
彼らを残して離れざるを得なかった沢山の方々に心からお見舞い申し上げます。
(クリックリンクしないようにしました)
以前にもコメントさせていただいた話なのですが。
戦時中愛する犬をも提供しなければならない時が
あったそうです。
今回起きていることは、形は違えど同じことですね。
先日あるアナウンサーが被災地に、笑顔が戻るまで
政治家は笑ってほしくないと言っていました。
お願いだから命がけで残された命を、守って欲しいと
願います。
復興を見届けるまでは健康に気をつけて暮らして
いきたいと思っています。
ふうさん
なんと恐ろしいことが起きたんでしょう。
中にはボギーのように保護されて幸せに暮らしていたものもいたでしょう。
地震と津波はもちろんですが、こうした人災とも言える悲劇は二度と繰り返してはならないと共に、私たちは絶対に忘れてはいけないのだと思います。
私も映像は観ていません。観てはいませんが、内容は大体想像できます。
我が家にも5匹の猫がおり、東京に住む私も大きな揺れに猫を連れ避難しようかと考えましたが、以前コメントさせていただいたようにかなり難しいことがその時初めてわかりました。
この先、東京にだって同じようなことが起こるかもしれない。
決して他人事ではないんですよね。
私は違うブログで思いもかけず、悲惨な写真を見て絶句しました。
ですから、このリンク先へ飛べませんでした。
へたれですみません。
でも、私の隣で寝ている子たちがそういう悲惨な状況に合わないとは絶対に言えないんですよね。
あの震災以来、私は何をすべきか、この子達をどう守ったらいいのか
いつも堂々巡りのなかで、回答は出ていません。
しかし一つ思ったのが、この子達を守るのは私だ、と。
そして、私はもう政治家には何も期待していません。
政治家のいない社会はできないのだろうかと、そんなことを思っています。
政治にも経済にも疎い私ですが、なんか変です、今の社会、日本。
とんちゃんさん
はい、本当ですね。
だけど、現実の悲劇は起きてしまいました。
悲劇の真の理由は原発事故に尽きると思います。
家は無事なのに。
伽美さん
おかしいですよね。何しろ一国を率いるリーダーになりたくてなりたくて仕方なかった人がなってみれば、非常時に権限委譲ももどかしく怒鳴ってるだけでこの有り様です。おまけに未だ地位にすがりつく始末。
先日Twitterで田村耕太郎という方をリツィートしましたが、
『今の日本の政治家に勇気や気迫を期待するのは酷だ。殆どは「お金に余裕がなく、失業を恐れる家族持ちの人々」だからだ。普通の人たちなのだ。選挙の時に”庶民的な人がいい”って選んでおいて危機にヒーローを期待するのは矛盾。他人や社会のことを第一に考えられる余裕ある人は残念ながら少ない」
ということのようです。もちろん、鳩山さんのダメな理由は違うでしょうが。
エントリーありがとうございました。
以前テレビで被災地のペットのその後が報道されていました。人間が一人も居ない生活環境で外猫として生きていた飼い猫は餌もなく変わりはて完全に野生化し一時帰宅され餌を持った飼い主さんが名前を呼んで近づくと唸り声を上げて逃げてしまいます。
でもそれだけではなく・・・これが、テレビでは報道されない被災地の現実なんですね。
実際に同じ状況に立った時に、どうするべきなのか・・・とても考えさせられました。
みっくさん
震災から1週間くらいの頃に、CNNのサイトで報道写真の特集がありました。我々が見ていたテレビ映像では瓦礫しか映ってなかったのに、そこには真実の姿が映し出されていました。
テレビなどはプライバシーや放送コードがあるため、当然です。そしていたずらに真実だからという理由だけですべてを放送することもいかがなものか、とも思います。
ただ今回「ペットはいなくなった」「食べるものがなくて死んでしまった」という報道だけでは伝わらない、今後自分たちはどうしていけばいいのかといった点でより深く考えさせられたことは確かです。
うっかり見ちゃったくちです。
ショックが過ぎたら自分を戒める気持ちが強くなったかなと思いました。
この子たちに幸せにしてもらっているのに、自分は何をしてあげたのか。これから何をしてあげられるのか。
この何カ月は、道行くニャンコ達を見かけると心臓が痛くなっちゃって…。
namiさん
過度に理性的になってしまうとともに、この呆然とする不条理は本当に避けられなかったものなのか、私はやはり複合的人災だと思います。
一方的な感情をぶつけてしまった私に、丁寧なお返事、本当に有り難うございます。
私は不愉快になどなっておりません。勇気を持って問題提起をして頂いたCATSーPOWさんを嫌な気持ちにさせてしまったのでは無いかと、後悔していました。
許して頂けたのなら嬉しいです。
アポストロフィーの入れ方、未だに解りません…。
英語ペラペラのCATS-POWさん、羨ましいです。