もう2年

2年前の今日、暑い中を♂さんとmiruraさんが我が家にボギーを連れてきてくださいました。
思ったよりも大人しく、緊張のせいかキャットタワーに入ってじっとしていたものでした。

我々はまさか、この子がとてつもない強大なパワーの持ち主だとは思いもせず、どうしたら早く馴染んでくれるかなあ、とのんびり考えていました。
しかし、予感がしたのかハナは押し入れに隠れたままずっと出てこなくなり、挨拶しようとしたモモコにもガブッと一発カマして呆れられ、すっかり嫌われ者に。

日を追うごとに「うるさい、ほっといてくれ」モードになっていくボギー。
モモコはどうでも、ハナとの距離は縮まないまま過ぎていきました。

一週間が経つ頃、我々は一向に馴染まないボギーを見ながら、
「やっぱりお返ししようか」
と考え始めました。

モモコとハナも色々ありましたが、それでもしばらくかかって先住側が受け入れ、見ている間にやっていけそうな雰囲気になっていくのを経験していましたので、簡単ではないけど時間が解決すると考えていました。
ただ3匹の多頭飼いは初めてだったこともあり、なかなか溶け込まない先住ネコたちのストレスを考えると安易に進めていくのはどうなのか本当に悩みました。

真剣にお返ししようと考えていたある日、モモコがボギーの頭をペロペロ舐めているのを見たのです。
舐められているボギーを見るとまんざらでもない様子。一筋の光明とでもいうべき光景でした。
おそらく想像以上に3匹が暮らしていくのは大変だと思いましたが、こちらから受け入れた以上些細なことでお断りするなど無責任極まりないことです。ボギーはモモハナとは全く性格が違うネコだけど、カラスに狙われていたところを助けられた、そもそも幸運なネコなのです。

それにモモコもハナもウチで幸せに暮らしてきたわけだから、幸運なボギーが加わることで不幸になるはずがないと意を決して、♂さんに引き取る気持ちを伝えました。

さあ、それからはご存知のように大変でした。マイペースなのはネコだから仕方ありませんが、パンジャの子であるレオ、ぢゃなくドンガバチョの子らしいボギーの大冒険のような我が家の暮らしが始まり、今に至るわけですが、何とか全員無事でおります。

正直言って、Cat's-paw読者の皆様のおかげでこれまでやってこれました。
こころより御礼申し上げます。

Lion騒ぎ

興味のない人にとっては何のことだかサッパリ分からない「Lion」。

Lionとは、Mac OS Xの最新バージョンのことです。バージョン10.7。とうとうPowerPCの呪縛から解き放たれ、かつて敵対していたIntelのCPUに最適化された初めてのMac OSになります。これまでのSnow LeopardもIntel仕様とは謳っていましたが、PowerPCの遺産を引きずっていたのをこの度キッパリ切り捨てたわけです。本日午後9:30からダウンロード販売が始まりました。ちなみにパッケージ販売はありません。そうです、ネット接続環境がなければインストールできません。

ポイントは『Back To Mac』。何のことかわかりませんね。

Appleはここしばらく、Macの進化よりもiPhoneに代表されるiOSに力を注いできました。タッチパネルで思い通りに操作できる方法を模索し続けてきたのです。おかげで今や売上の大半をiOS関連の製品で賄うほどになりました。しかし、PCは未だに無くなってしまうほど衰退したわけではありません。AppleにとってMacはデザイン業を始めとするクリエイティブな分野を含め、まだまだ必須のマーケットを抱えているし、ホームユースでもかなりのインストール・ベースを持つ世界的なメーカーです。

しかし、Macを「デジタルハブ」として各種デバイスを操るという思想は既に過去のものになり、今後はiOSを中心としたコミュニケーション主体のモバイル環境が社会のハブになっていくであろうという考えから、Macはデバイスの一つであり、今後はiOSが中心となって製品が展開されていくことを宣言することになったのです。

『Back To Mac』とは、すなわちiOSの成功をMacに還元するという意味です。

Lionでは、例えばマウスのスクロールで普通はローラーを引いて転がすと画面上では下に移動するはずが、反対になります。つまり、タッチパネルでの動作では画面を下にフリップすると上に移動する原理と同じで、下に移動するにはローラーは前に押し出す動作になるのです。もちろん設定は変更できますが、これはデスクトップのコンピュータをメインに考えてきたこれまでの思想と異なります。
デスクトップコンピュータは今後ますます専門化した分野に限られるようになり、スマートフォンやノートブックが主役として使われていくことを想定した変更といえます。ノートではトラックパッドを使ってタッチパネルと同様のフィーリングで使うことを前提としているわけなのです。

それ以外にもiPhoneのホーム画面と同じようにアプリケーションのアイコンが並ぶLaunch PadなどiOSからの逆輸入でMac OSに影響を及ぼしている部分が沢山あります。

Windows OSが過去のしがらみ(レガシー)を捨てられないのとは対照的に、過去の遺産をあっさりと捨ててしまうAppleの作戦は果たして凶と出るか吉と出るか、これから結果が出てくるでしょう。

過去エントリ

したたかってなに?

こういう話題はどうかと思いますが、ちょっと言いたかったので少し。

日本人は本当にマジメだから、節電しようと言えばします。現にこの暑い中で電力がパンクすることもなく、エアコンの設定温度を上げたり、グリーンカーテンを作ったりと、よく言えば道徳的でとても民度の高い国民です。しかし悪く言えば、自分だけ好き勝手して後ろ指さされたくないし、みんなに合わせてないと不安だというのもあるでしょう。それは我慢することが悪いということではなくて、良くも悪くも世間体をとても大事にしているからとも言えます。

それだけに、中国の北京ー上海高速鉄道(中国版新幹線)のニュースに代表される、彼の国から流れてくる話題は日本人にとって非常に違和感を覚えます。もちろん抗日教育の影響もあるには違いありませんが、それにしても他国の技術援助を受けておきながら諸外国に特許を申請した挙げ句、「これはウチの特許なんで何なら日本にも輸出してもいいよ」とか、日本の会社が「法的措置も検討する」と言えば、「そんなん好きにすればいい」などとうそぶく姿勢。

日経新聞によれば、中国には鉄道メーカー大手二社のうち、南車は日本の技術供与、ライバルの北車はドイツのシーメンスによる技術供与を元に車両を開発したそうです。シーメンスはきっちり米国等で車両技術の特許出願を終えており、「中国が政治宣伝として"独自技術だ"と言い出すのはいつものこっちゃ」と冷静です。ドイツの特許は守られるので、技術料を払ってもらって無許可で輸出したりしなけりゃ別にいいよ、と構えているそうです。ところが、日本側は他国での特許を取っておらず、このままでは中国の思惑通りになるかもしれません。

人とお付き合いをするには、ニコニコしながらもキッチリ算段して臨む欧米諸国と比べて、義理と人情を信条とする我が国との違いが現れた典型的な出来事のような気がします。中国人は自国の政府や役人を歴史的に全く信用しておらず、自分の身一つで生きていくことが当たり前だと言います。翻って、我が国の国民は、ペテン師呼ばわりされる総理大臣だろうが「自分の生活のため」に生きる政治家だろうが、御上に「何とかしてくれ!」と頼ることは世間体をつぶすことにはならないから良いと考えているのかもしれません。難しい問題です。

豪徳寺

招き猫を落とされて以来、どこに納めたらいいか悩んでいました。15年ほど前、独立した記念にいただいたもので、ハナが来てからはヒゲを食いちぎられ、それでも健気に手を挙げ続けていたのに。

神社では毎年参拝している赤坂の日枝神社はどうかなと調べてみたんですが、紙のお札や破魔矢などに限られるようで、陶器や金属製のものはご遠慮ください、とあったので、神仏習合とばかり記憶にあった豪徳寺へとりあえず行ってみました
ウェブサイトもなく、ネコで有名というだけで行ってみてダメだったらまた考えようという感じ。

神社のように初穂料とかを納めないとイカンだろうと思い、受付の方に伺って事情を話すと、

『大丈夫です。そのままお預かりします』

ホッとしていたら、初老の男性が後ろから『5号と6号を一つずつ』と言って大小様々ある「招福猫児(まねぎねこ)」を結構気軽に買い求めていきます。
私も二代目を予定していたので、陳列棚の「豆(1号)」からだんだん大きくなって「8号」、最大の「10号」まで8段階ある招福猫児の中から、日本男児らしく真ん中の「7号」に決めました。別に鰻重の松・竹・梅なら「竹」を頼む、というのとは違います。「8号」「10号」はかなり大きく、悪夢が甦る気がしたためです。ちなみに4号と9号は縁起を担いでなのかありません。

当初の目的が達せられて気分良く境内に出ると、改めて整然とした趣あるお寺であることに感心しました。蝉こそ鳴いていませんが、まさに陽が照りつける玉砂利のまぶしさと木々の作る影や葉の緑が、日本の夏を演出している感じです。

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上の写真は三重塔の近くにある香炉です。中程に線香を手向ける炉になっていて、写っていませんが香炉の両側にそれぞれ線香とマッチが置いてある柱が建っています。

宝物殿はないようですが、三重塔の内部には釈迦如来像や十二支とネコの彫刻などがあるそうです。

なかなか風情あるお寺でした。

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ジェネレーション

ご心配をおかけしましたモモコの食欲ですが、なんとか元に戻りつつあります。生魚の切り身をボイルしてもパスされた時は、どうしちゃったの? と思いましたが、味覚が変わったんですかねえ。元のウェットをふりかけで辛うじて食べてくれてます。
最近はフガフガも進化(?)して、ポゥー〜ポゥー〜みたいにハト化してきました。苦しいのかなと観察していると、そんなことはないようでノドの鳴らし方は年齢と共に変わっていくようです。

そんなおっちゃんに対するボギーの接し方が著しく変化しました。

今までは、「いつも遊ぶ相手はハナ」「おっちゃんはたまにかまってあげる相手」
という基準でしょうか。
この頃は、歳の差を理解したらしく、長兄というより「おじいちゃん」相手みたいな懐き方なのです。
ゴハンを残していることももちろん知っていて、『どうも調子が悪いようだ』と思っているのでヘンに絡んだりせず、寝室の床で寝そべっているモモコのそばで同じカッコで寝転んでみたり、得意の「おれが守る」的表現の一つなのでしょうか。

なにしろまだ若いワケです。毎日ドタバタするのが仕事といってもいいでしょう。したがって元気とはいえ、あまりノリのよくない年寄りには、どういう風に接すればいいのかを探っているようにも見えます。

そこへいくとハナは、モモコの寝ている姿から「今は機嫌悪いな」と察して自分からそばに行かないようにしたり、意外と空気を読んで過ごすネコです。

そうやって狭い家の中で社会性を身につけてお互いがより快適にいられるように工夫するものなのですね。

バッカスの愉しみ

かなりの酒飲みです。飲食業経験が長く、お里が知れるといけませんので詳しいことは書けませんが、晩ゴハンにご飯粒は必要ないクチです。

とはいえ、このご時世ですのでしょっちゅう安酒を嗜んでおりますが、ちょっとした楽しみで紛らわせております。毎週月曜夜に放送されている「吉田類の酒場放浪記」を録画しておいて、少し気が沈みがちな夜に再生しながら飲むんです。これが殊の外案配がいいのです。

『おっさんが飲み屋で酔っぱらうの流してるだけやんか』

というご意見はごもっともです。そう、たぶんテレビ黄金期でも思いつかないであろう基本的にグルメ番組とも異なる趣向は、「観たい人だけ観ればいい」という突き放した企画意図が感じられ、

『何が面白いんだ、こんなもの!』

と憤慨される方もいらっしゃるでしょう。そもそもこの吉田類という人が何やってる人物なのかが余りハッキリしないため、余計に何これ感が強く残るようです。実はシュールアートの画家だったんですが、酒を飲むことをこよなく愛し、以後物書きや俳人としての肩書きはあるものの、これといった正式な分類が難しい人です。

ではなんでこの番組を観るかというと、いわゆるグルメを自称する方にとっては絶対に口にしないであろう(ほとんどが)古ぼけた居酒屋のメニューが、たまらなく酒飲みの心を掴むからなのでしょう。いくら番組のロケとはいえ、こんなモノばかりで飲んでいたらカラダ壊すだろうなぁ、と心配するくらいモツ焼きやらハムカツやらニンニクたっぷりのカツオの刺身など、食べては酒で流しを繰り返すわけですから。

いわゆるおじさん視聴者が多いらしいのですが、さもありなん最近飲みに行けない人たちがこれで溜飲を下げる図が目に浮かびます。そして、吉田氏が酩酊状態で店から出てきて「まとめ」る際に、たぶんほとんど思いつきでしゃべるくせに、意外とボキャブラリーの多さで納得させられ、締めに気の利いた句を詠んで去られるのも、なんか悔しい感じがして結局・・・

『いいなぁ』

と洩らすしかない自分にちょっと虚しさを覚えるような感覚が、週に一度の楽しみになっているようです。

 

Sakaba

そしてHappyがある

ボギーの母親かもしれないチャーリーに里親さん候補がいらっしゃるんだそうです。

♂さんの保護からCat Café Miysisさんに預けられて以降、2度ほど会いに行きました。会いに行った頃は天井近くの棚でとても警戒している姿しか見ることができませんでしたが、今回の動画を見るとその変貌ぶりに驚かされます。危険と隣り合わせの「自由」と引き替えに退屈かもしれない守られた生活を経験し、少しずつ人慣れしてきたんでしょうね。

もちろん、彼女にとって本当の幸せは何かはわかりません。少なくともボギーが不思議な縁で我が家に来たことが不幸だったとは思いたくありませんし、チャーリーの里親さんになる方が彼女を可愛がってくれたら素直に嬉しいですよね。

ウチのニャンズも最初の頃は可愛いだけで一緒に暮らせてきましたが、モモコのようにこれからは老いとの戦いに入っていくものもいます。まだ11歳と言っても、明らかに2年前や3年前とは違うし、一緒に暮らしていないとわからない変化が色々と現れてきています。大変ではあるものの、にぎやかで楽しい生活を私たち夫婦に与えてくれて、そして皆さんと繋がりを持つことができたのは彼らのおかげです。

チャーリーもまだ3歳かそこらでしょうか。過酷な外での生活から、好きな時に甘えても構わない生活に早くなって欲しいと思わずにいられません。

世も末だ

Cat's-pawにアップしたエントリですが、正直自分で見た後はどよ〜んとしてしまい、しばらく放心状態でした。

そうだよなぁ、1ヶ月もの間なにも食べることもできず、たぶん家中のいろんなものを囓ったりして、そして食べられないとわかって、弱っていく仲間がいて、とうとう・・・

なんか我が国で起きている現象として受け入れることができません。避難した家族の方も「すぐに戻れるという感じだった」のに、埼玉まで移動させられて戻る手段(時間・お金)も失い、心配で心配で仕方なかったというのに。

私は被災者ぢゃないので、何でも言えちゃうのが悲しいですが、もしも自分がこの家族だったら実際何をやらかしていたかわかりません。だってそうですよね、「早く逃げろ、何も持つな」って言われて追い出され、1ヶ月以上も戻れないなんてあるでしょうか?

原発を肯定するとか否定するとかそんなレベルではなく、あってはいけないことが起きた時、すべての事態に対して適切な指示命令を下せるのは内閣総理大臣しかいないんです。たとえ時の法律に触れるようなことがあっても、「責任は自分が取る」という覚悟で官僚や自治体に指示して最低限の救済を計ることができるのは最高指揮官としての役割なのです。

我々国民が直接選んだのではないにせよ、ここに来てそれでも抽象的な話に終始しながら地位にしがみつくトップが存在しているのは、やはり間接的に我々の責任なのかもしれません。

ハードディスク故障〜その顛末

久々に格闘してしまいました。

私のMac Proは内蔵HDが4つ搭載してあります。そのうち、起動ディスクに設定している500GBの1パーティションがどうも様子がおかしいのに気づいたのが数日前。もうひとつのパーティションにはiPhotoの写真を始め、大事なファイルも多数存在していました。
それ以外のHDは、主にその他のデータ用と代替起動ボリューム、Windows 7起動ボリューム、そして先日仕込み直した1TBのTime Machine用でした。

先日来、ウェブブラウザのスクロールの際にちょっと引っかかる感じがしたので、「あれ、メモリかな」と思っていた矢先でした。メモリは8GB搭載しています。しかし、どうも違うようです。
そこでTime Machineによる最新バックアップをしてから、代替起動ボリュームから起動し直してメンテナンスをしてみました。以前の職業柄、予兆を察したら速やかにメンテナンスをするのがクセですので、ディレクトリの修復やらアクセス権の修復を施し、起動し直したのですが一向に立ち上がってきません。何度か代替ボリュームから修復を試みましたが、物理的に障害があるようでした。

仕方がないので、Time Machineのデータではなく、障害ディスクを元にデータ復旧、というよりボリュームのクローンを作ることに決めました。できるだけ直近の姿に復元したいと思い、土曜日の夕方6時頃から復元を開始。結果的にこの判断が復旧を遅らせる原因となりました。

日曜の午前11頃、復元作業が終わる間際に『Input/Output Error』の表示が出ました。システムに必要なファイルの移行に失敗したようでした。確かに移行後のボリュームに作られたディレクトリ(フォルダ)にはカスタムアイコンが無く、起動しようとしてもカーネルパニック(Windowsでいえばブルースクリーン)になってしまいます。こうなったら、Time Machineから復元するしかありません。

Time MachineはMac OS Xに装備されている自動バックアップシステムのことで、指定したHD等のメディアに1時間ごとに勝手にバックアップする仕組みになっています。最初のバックアップでシステムも含めた複製を作成し、後は1時間ごと日付単位にファイルを保存していきます。一般的なバックアップソフトは差分を残して削除されたファイルは削っていきますが、Time Machineは時系列でファイルを残していくため、例えば1ヶ月前には残していたけど3日前に使わないので消去したファイルも、Time Machineに入って3日前以前に戻ればファイルが取り戻せるのです。

Time Machineに保存されたデータを元に復元を試みてみました。障害ディスクからの復元は動作が不安定だったために膨大な時間がかかりましたが、まともなHDからの復元なので2時間ほどで完了しました。
しかし、ボリューム内を見るとまたカスタムアイコンのないディレクトリばかり。試しに起動しても同じように「システムが見つからない」状況です。作業開始から約20時間も経っています。結局バックアップした中のシステム自体が破損していたようです。動作していた状況ではそこまでの不具合はなかったのに。後の祭り・・・

こうなったら最後の手段とばかりに、代替起動ボリュームに対して元のユーザアカウントごと必要なデータを移行し、代替側で運用するしかありません。新たに作るには手持ちのHDが足りません。
結局、移行アシスタントでTime Machineのデータを移行し、無事元の状態で起動することができました。

復元に失敗したHDを初期化してiPhotoのライブラリを移し、何とか移行作業を終えました。くれぐれも皆さんもお気をつけください。

『ハードディスクは必ず壊れる』

本当です。